ダウンにシミ!家でできるシミ抜きの範囲って??

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寒い季節には本領発揮のダウンジャケットですが、できればシーズン終わりまでそのままキレイに着たいものですよね。
しかしアウトドアに出かけて帰って来てみると、思いがけない染みがついてしまっている事態に気がつきます。
ダウンジャケットはアウターなんで汚れるということは仕方ありません。でもなんとか染みを目立たなくする為にはどうしたら良いでしょう。

 

染みが付着してから間隔をおくほど除去できづらくなっていきます。そういった理由で「すぐに落とす」ということが不可欠となってきます。熱にさらされたり、時間の経過によって酸化が発生し、変色や黄ばみが出てきてしまうわけです。
黄ばみや変色が出るようなときは、漂白を行わないと除去ができませんから、とりわけ初期段階におけるケアが重要となります。
さらに、白系のダウンに汗が付着した状態で収納していると、だんだんと黄ばみがでてきます。その黄ばみに関しても単純に洗うということだけで取り除くことは難しいです。
その中でも色柄もののシルク、あるいはウールに付着した黄ばみであるとか、変色による染みにおいては、クリーニング屋さんの熟練者であっても落とすというのが不可能になってしまいます。

 

染み抜きに関しては、対象の染みにマッチした多種多様なテクニックが有り、判断を間違うとよけいに取ることができなくなることも考えられます。適切な対処法で染み抜きにチャレンジすることが重要です。
染みというのは主に、水だけで落とすことができる染み、ベンジンやアルコールなどを利用しないと落とすことができない油などにおける染み、十分に乾いてからブラシなどでゴシゴシと落とすか、揉みこむことで落とすことができる固形の染みがあり得ます。種類を見分けてすぐ対応すれば、ほとんどの染み汚れは落とすのが可能なのです。
そういうわけで、なんにもわからない状態で思い切って染み抜きをやってしまうことは非常にリスクがあります。落ち着いて集中して染み抜きを行なうことこそが注視すべき点です。

 

さらに、大きなクリーニング屋さんか何かの場合、意外と手間がかかりリスクの大きい染み抜きについては、「生地が傷むので、これ以上は対処できません」というようなタグで戻され、十分に対処を行わないというケースも実は多く、スピード勝負の染み抜きにとっては逆に手遅れに陥ってしまうことすらあるため「自分で染みは取る」という気持ちで、早めのケアが重要になるわけです。
ただ、どうしてもご自宅での染み抜きには限度があります。スペシャリストに任せることなども大事です。強引におウチで染み抜きをする事で、せっかくのお洋服が迂闊にも着れなくなるなんてことになったら目も当てられません。ご自宅で染み抜きが可能とはいえ、「薬剤」「施設」「経験」「技術」あらゆる面で、専門的なクリーニング屋さんには明らかに勝てません。
そんなわけですから、もしも「これは難しいかな?」と感じたのならあまり無茶をしないで、染み抜きで高い評価を得ているクリーニング屋さんを活用するようにしてください。

 

さて、染みとはいうけれど千差万別。ほんのちょっとした染みくらいなら、石鹸で落とすことも十分に可能です。洗濯用固形石鹸をたっぷり泡立てて染みの箇所に乗せ、くるくるマッサージするように洗ったり、指の腹を使ってポンポンと繰り返し叩き洗いをすれば、ほぼほぼそれだけで落とせます。落ちきらなければ、液体酸素系漂白剤をお湯に溶かして、ダウンを浸け置き漂白すると良いでしょう。

 

それ以上の染みの場合ですが、まず最初にチェックする部分は、何による染みか、といった事よりもっと、なんの素材に付着したのかが大事になってきます。ダウンとはいえ、表面の材質は必ずしもすべて同じではないのでそこに注意です。レーヨン素材等の基本的には水洗いがむずかし衣類なのか、染色が軽く色落ちしやすい衣類なのか、更にはシルクのように傷つきやすい材質で繊維が痛みやすい衣類など現実におウチで染み抜きをしてしまってOKなのか、十分に検証するように気を付けてください。

 

具体的方法についてお話します。まずは染み取り用洗剤を作成します。用意してほしいものは、台所用洗剤、クレンジングオイル、除光液(アセトンを含まないもの)の3点となります。クレンジングオイルとは、洗顔料では落としづらい油汚れなどを落とすためのもの、メイク落としのようなものです。これらを1:1:1の比率で混ぜ合わせるのです。この液を歯ブラシにつけて、ダウンジャケットの表面を丁寧にこすり、染みを落とすようにします。強くこすり過ぎて繊維にキズをつけることがないように気を付けましょう。

 

また、例えば、アルカリ性質を強めることで染み抜きをした際、染み抜きが完了した段階でアルカリ性質を洋服に残した状態では無く、しっかりと中和を行ってすすがなくてはなりません。一方、対象の洋服がレーヨンなど、水が苦手で、入念に水洗浄することが難しいこともあり得ます。染みを落とすことができても大事な洋服が縮んでしまうとか、風合いが劣化してしまうことになればやる意味がないといえます。染み抜きにチャレンジするより先に衣料の材質の特長理解するためにも「洗濯絵表示」をきちんと予めチェックすることが染み抜きにおける大切な点になります。