薄毛治療は初期の脱毛であればプロペシアやミノキシジルといった医薬品の処方でも良い効果が得られることが多いですが、すでにかなり進行している場合はそうした治療だけでは十分な効果が得られないこともあります。そうした場合にも治療方法はあり、植毛は注目されている治療方法です。かつては植毛治療も人工毛を使ったものが多く、すぐに理想のボリュームが得られるのはメリットでしたが、一度抜けると生えてこない、拒絶反応がおきやすいなどの問題もありました。今は植毛による薄毛治療も自毛植毛の時代となり、より自然な仕上がりとなりますし、定着後はずっと伸び続けてくれますので人工毛のときのようなメンテナンスも不用となりました。
そして自らの髪を使うことで拒絶反応もおきにくいのがメリットです。髪が成長するまで待つ必要はありますが、本物の髪ですので髪が伸びると自由に髪型も楽しむことができます。施術方法は様々な方法があり、少し前までは後頭部や側頭部の髪の一部を皮膚ごと切り取ってそれを株分けして薄くなった部分に植え込んでいく方法がよく選ばれていました。この場合はメスを使いますのでダウンタイムも長くなり、傷跡も目立ちやすいという欠点もありましたが、今はさらに技術も進化しており、メスを使わずに毛髪を採取できるようになり、よりダウンタイムも短くなっています。
それゆえに治療を行なう場合も最新の治療に対応しているクリニックであるかはよく確認しておきましょう。男性にはもちろん、女性の薄毛対策にも役立つ薄毛治療です。